四明から蕪村へ
プロフィール
冨田鋼一郎
文芸・文化・教育研究家。
冨田鋼一郎
日本の金融機関勤務後十年間「学ぶこと、働くこと、生きること」についての講義で大学の教壇に立つ。
各地で「社会と自分」に関するテーマやライフワークの「夏目漱石」「俳諧」「渡辺華山」などの講演活動を行う。
「あらゆる芸術の士は人の世を長閑(のどか)にし、人の心を豊かにするが故に尊い」(夏目漱石『草枕』)
日々、文芸・美術に親しむことの意義は、漱石のこの短い言葉に込められているのではないでしょうか。
近世(江戸時代)は、日本文芸・美術史において、ゴールデンエイジといわれます。そこは質・量ともに豊かで美しい野原(世界)が広がっています。
私はこれまで、近世俳諧、俳画、文人画、禅画、書などに小春に遊ぶ蝶になったような気分で向き合い、いろいろな蜜を吸収してきました。それらをご紹介しましょう。お気に入りの草花を探すように、散策してみてください。そして、日々を長閑に、豊かにお過ごしください。
蕪村と華山
偉大なる美しい誤解
新出資料紹介 第四回 「夢ハ何々(なぞなぞ)」―― 呉春三十六歌仙画巻
新出資料紹介 第三回 渡辺崋山 淡彩紀行『目黒詣』
新出資料紹介 第二回『花影東に〜蕪村絵画「渡月橋図」の謎に迫る』
新出資料紹介 第一回【論考】蕪村・月居 師弟合作「紫陽花図」について
漱石満載シリーズ 第一回「真の大丈夫 私にとっての漱石さん」
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