年末のご挨拶

冨田鋼一郎

年末のご挨拶

 雪にあとつけてもどるや年わすれ 月渓

「雪にあとつけて・・・」。
慌ただしく年の瀬を迎えてしまった。今年もコロナ禍で不自由な暮らしを余儀なくされたが、いろいろなことがあったな。
足跡をつけてきたのは、他でもない自分だ。
どのような足跡をつけてきたのか、今夜は家族で年忘れといこう。

この句は、松村呉春(月渓1752-1811蕪村の高弟の絵師)の自信句。

良い年をお迎えください。

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